
大型・多機能モデル
Prusa XL+
46.7リットルを、 5つの 材料で、 一度に。
360×360×360 mm、46.7リットルの造形空間に、最大5つの独立したツールヘッド。硬い材料と柔らかい材料、水溶性サポートを1回の造形で組み合わせ、混色もパージの廃材もほとんど出ません。ヘッドごと自動で持ち替える方式では、最大級の造形サイズと最速クラスの切り替えです。
- 46.7リットルの造形容量
- 360×360×360 mm
- 独立したツールヘッド
- 最大5
- ノズル最高温度
- 290℃
- 作業台に載る本体重量
- 約30 kg
46.7リットルの 造形空間で、 何が 作れるか。
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エンジニアリング
製品プロトタイプ
保護ケースと、それにぴったり収まる中敷きを、2つの材料で1回の造形に。製品と同じように振る舞う試作が、翌朝には手に取れます。

自動車
自動車部品・治具
時間も費用もかかる外注をやめて、設計・試験・改良を数時間で回します。すべて現場で。

デザイン&ファッション
実寸大のデザイン検証
建築模型からスニーカーのコンセプトまで。本物と同じ見た目が要るデザイン検証が、そのままプレゼンに出せる状態で仕上がります。

医療&科学
外科・教育
難しい手技の前に、CTスキャンから臓器のモデルを造形して状況を把握する。専門家の現場で使われています。

自社開発のアクティブ・ツールチェンジャー
5ヘッド
独立したツールヘッド。それぞれがエクストルーダー・ノズル・フィラメントを持ち、ヘッドごと持ち替える
真の マルチマテリアル。
硬い材料と柔らかい材料、水に溶けるサポート材、太さの違うノズルを、1回の造形で組み合わせられます。ヘッドは1つずつが完結した押出機で、待機中も温まったまま数秒で入れ替わるため、色が混ざることも、待ち時間もありません。ヘッドは FDM 以外にも替えられます。軟質シリコン用のツールヘッドは2026年内に提供予定です。
結果は素晴らしい。プリント品質は信じられないほど高く、廃材はほとんど出ない。
一体で大型
大きなものを、分割せずに一体で。
46.7リットル、360×360×360 mm の造形空間。ヘルメットや建築模型、大型の治具のような一体物を、分割せず、接着せず、継ぎ目を埋めずに、そのまま造形できます。大きな造形物ほど反りやすいものですが、XL+ のヒートベッドは造形物の下だけを均一に温める16分割の構造で、大きく作っても角が浮きません。

無人で数日
スタートしたら、数日間は無人で。
2 kg のスプールを最大5本装填でき、途中で機械に触れずに数日間の造形を回せます。フィラメントが切れると各ヘッドのセンサーが検知して一時停止し、次に装填したスプールへ自動で切り替え。停電のあとも、止まった場所から再開します。金曜の夕方に始めて、月曜の朝に取り出す使い方を前提に設計されています。

1層目の精度
1層目で、失敗しない。
荷重センサー(ロードセル)が、ノズルの先端そのものでベッドとの距離を測ります。ノズルの交換、シートの質感、熱膨張を自動で織り込むため、手動の Z オフセット調整も、表面の反射による誤差もありません。5つのヘッドの位置合わせも、専用の電子センサーで全自動です。

再現性
一度決めた品質を、何度でも。
一度承認した部品が、半年後の再造形でも、増設した2台目でも同じ寸法で出ます。ロードセルで測る1層目、剛性の高い CoreXY フレーム、ヘッドごとの自動オフセット調整が、機体や時期が変わっても寸法を揃えます。Prusa 自身のプリントファームでは四半期ごとに100万時間を超える試験が行われ、XL+ はその改良をすべて載せて出荷されます。


Reviews
専門メディアの評価
大型で多材料の3Dプリンターとして、申し分のない精度が確認できた。大量の生産運転にも向いている。
Prusa XL は、2026年に買える最良のマルチツール・プリンターだ。
運用にかかる費用
買ったあとに増えるのは、
消耗品だけ。
工房や生産ラインにとって、プリンターは元を取る道具です。本体のあとにかかるのは、フィラメントと、ときどきのノズルやプリントシートの交換だけです。
- フィラメント
- ¥5,300
- 唯一の本当の消耗品。治具1つで100〜300 g
- ノズル交換
- ¥4,400
- 適切な保守で数千時間。ドライバー1本で交換
- プリントシート
- ¥13,600
- XL 用。両面使えて数百時間
- ソフトの更新
- ¥0
- PrusaSlicer やファームウェアなど、すべて無料
治具1つあたりの試算例
これまでのやり方
切削のアルミ治具を外注する
約4.8〜13万円
納期 1〜3週間
この機種で造形
XL+ で炭素繊維入りの材料から造形する
約800〜2,400円
翌朝には現場に
年に数個の治具で、本体の費用が回収できます。
※ PRUSA RESEARCH 公式ページの試算($300–800/$5–15)を、1ドル=160円で換算した目安です。材料費のみで、機械の減価や人件費は含みません。
同梱されるもの
組み立ては、ツールヘッドの取り付けだけ。
本体は組立済みで届きますが、ツールヘッドやディスプレイなど一部の取り付けと、画面の案内に沿った初回の調整が必要です。現場セットアップ(設置+基本操作研修)をご利用いただければ、当社が仕上げて、初日から動く状態でお渡しします。

- 組立済みの本体ツールヘッドを取り付けて、画面の案内に沿って初回の調整を行います。1ヘッドなら1〜2時間が目安です
- ツールヘッド(高流量ノズル付き)構成に応じて1〜5基。各ヘッドがエクストルーダー・ノズル・フィラメントを持ちます
- Prusament PLA 1kgPrusa 純正のフィラメント。届いたその日から造形できます
- プリントシート(サテン・両面)マグネットで着脱するスプリングスチール製。造形物は曲げて剥がします
- 工具一式接着も溶接もない設計なので、日常の保守と修理はこの工具で分解できます
- 3Dプリントハンドブック/サンプル入りUSB印刷版のハンドブックと、すぐ造形できるサンプルデータ
- アルコール含浸ワイププリントシートの脱脂用
あとから足せるもの
必要な 機能だけ、 あとから 足せる。
Prusa XL+ は箱から出したままで完全に動きます。そのうえで、扱える材料を広げる・遠隔で見る・色を増やすといった使い方は、あとからユニットを足して伸ばせます。

ツールヘッド追加キット
XL+ のツールヘッドを増やすキット。1→2、1→5、2→5 の構成があります。同じフレーム・電子系なので、キットと半日の作業で済みます。

Enclosure for Prusa XL+
XL+ 専用のエンクロージャー。庫内を約50℃に保ち、大型の ASA・ABS を反らせずに造形できます。本体に接続し、タッチスクリーンから庫内温度やフィルターを操作できます。

Prusa USS Drybox
密閉容器にスプールを入れ、そこから直接造形します。従来のドライボックスより5倍以上気密性が高く、乾燥剤を入れれば庫内の湿度を10%前後に保てます。湿度計を内蔵しています。

Spare Parts Bundle(XL 単一ツール向け)
XL+ の単一ツール構成向けの予備部品セット。ホットエンド一式、ヒートシンク、ファン、フィラメントセンサー、ヒートベッドタイルなどが入っています。

工具・後処理用品
サポート材の切り離し、バリ取り、寸法の確認、ノズルの清掃。造形後と保守の作業に使う道具をまとめてお取り寄せできます。
アクセサリー・消耗品の一覧を見る(ノズル・プリントシート・フィラメントなどの消耗品もこちら)
Specifications
仕様
他機種との違いと、詳しい数値をまとめています。稟議に添える資料としてもお使いいただけます。
他機種とどう違うか
| 比較項目 | Prusa XL+このページの機種 | Prusa CORE One L+ | Prusa CORE One+ |
|---|---|---|---|
| 造形サイズ | 360 × 360 × 360 mm(46.7 L) | 300 × 300 × 330 mm(30 L) | 250 × 220 × 270 mm(15 L) |
| 本体寸法 | 約 700 × 900 × 720 mm | 469 × 521 × 635 mm | 415 × 444 × 555 mm |
| ノズルの数 | 1〜5(ヘッドごと持ち替えるアクティブ式) | 1 | 1 |
| ノズル/ヒートベッド | 290℃/120℃ | 290℃/120℃ | 290℃/120℃ |
| チャンバー | 別売エンクロージャーで50℃、外部ヒーター併用で60℃(提供予定) | 標準・密閉(最高60℃) | 標準・密閉(最高55℃) |
| 多材料 | 標準(ツールチェンジャー・最大5) | INDX 変換キット(最大8) | MMU3(最大5)/INDX(最大8) |
Prusa XL+ の技術仕様
造形性能
- 造形サイズ
- 360 × 360 × 360 mm(46.7 L)
- ツールヘッド
- 最大5基(自動ツール交換)
- ツールの位置調整
- 全自動(専用の電子センサー)
- 1層目の調整
- 全自動(荷重センサー)
- 駆動方式
- CoreXY(ヘッドだけが動く高速方式)、1.5 mm GT ベルト、振動補正 Input Shaper/Phase Stepping
- ノズルワイパー
- あり
- プリント速度
- Original Prusa XL 比 10〜15% 高速
温度
- ノズル最高温度
- 290℃
- ヒートベッド
- 16分割セグメント式・最高120℃
- チャンバー温度
- 別売エンクロージャーで最高50℃、外部ヒーター併用で60℃(いずれも別売・ヒーターは提供予定)
押出・ノズル
- エクストルーダー
- Nextruder ダイレクトドライブ
- 付属ノズル
- 高流量ノズル(ヘッドごと)
- 交換ノズル
- 0.25 mm(精細)/0.6・0.8 mm(高速)/硬化鋼(研磨材入り材料)/高流量 CHT。5ヘッドなら5通りのノズルを1回の造形で
- プリントシート
- 両面サテン(着脱式)
素材・多材料
- 対応材料
- PLA / PETG / ASA / ABS / PC / PA(ナイロン)/ TPU / PVA / HIPS / PP / CPE / PVB / 炭素繊維複合材
- フィラメント
- 1.75 mm ならどのブランドでも。認証チップもロックも、サブスクリプションもなし
- 同時に使える材料
- 最大5(各ヘッドが独立)
- FDM 以外のツール
- シリコン印刷ツールヘッド(提供予定)
本体・接続
- 本体寸法・重量
- 約 700 × 900 × 720 mm、約 30 kg。標準的な作業台に載る
- 電源
- 一般的なコンセントで動作。三相電源・圧縮空気・専用の換気・設置業者は不要
- 接続
- Ethernet/Wi-Fi(オプション)。Prusa Connect は任意で、完全オフラインで運用可
- 保守性
- ドライバー1本で分解。修理ガイドを公開、補修部品を供給
- ファームウェア
- オープンソース。Prusa 全機種の最新機能を搭載して出荷
- 製造地
- プラハ(EU)・デラウェア(米国)
※ 記載のスペックは PRUSA RESEARCH 公式製品ページ(Prusa XL+)の内容にもとづきます。構成やオプションにより異なる場合があります。最新の仕様はお問い合わせください。
他の機種と迷っている方へ
FAQ
よくあるご質問
3Dプリンターを扱ったことのない社員でも運用できますか?
できます。手のかかる部分は XL+ 自身が行います。1層目もヘッドの位置合わせも自動で調整するので、手順は「開梱する → ツールヘッドを取り付ける → 案内に従って自動キャリブレーションを実行する → フィラメントを装填する → 造形を始める」だけです。
MMU3・INDX・XL+ のツールチェンジャーは、どう違いますか?
3つとも「1回の造形で複数の材料を使う」ための仕組みですが、材料の替え方が違います。MMU3 は、1本のノズルに最大5本のフィラメントを順に送り込む方式です。材料を替えるたびに、ノズルに残った前の材料を押し出して捨てる必要があり(パージ)、捨てた分は造形物の隣に塔のように積み上がります(ワイプタワー)。もっとも手頃で、小型機の色替えに向きます。INDX は CORE One+/CORE One L+ 向けで最大8材料。ノズルごと自動で持ち替えるため前の材料が混ざらず、捨てる材料はほとんど出ません。ノズル側にヒーターを持たず本体側から温める仕組みで、あとから付ける変換キットなので取り付け作業が必要です。XL+ のツールチェンジャーは、押出機・ノズル・フィラメントを備えた完結したヘッドが最大5基。待機中も温まったまま持ち替わるので、パージなしでも造形でき、切り替えが速く、FDM 以外のツールにも替えられます。材料の数だけが目的なら INDX(最大8)のほうが手頃です。XL+ を選ぶ理由は、46.7リットルの造形サイズと、ヘッドごとに温度もノズルも固定できる独立したツールヘッドです。
1ツールで始めて、あとからヘッドを足せますか?
できます。どの XL+ も同じフレーム・同じ電子系で出荷されます。シングルからデュアルや5ツールへは、アップグレードキットと半日の作業です。
エンクロージャーは必要ですか?
PLA と PETG には不要で、多くの方はそこから始めます。ASA や ABS の大型部品(屋外の固定具、自動車部品など)を作るなら、Enclosure for Prusa XL+(庫内50℃)を。ポリカーボネートやナイロンの構造部品には、外部ヒーター(60℃・提供予定)を組み合わせます。
造形の途中でフィラメントが切れたり、停電したりしたら?
各ヘッドにフィラメントセンサーがあり、切れると一時停止して新しいスプールを求め、そのまま続行します。Spool Join を使えば次に装填したスプールへ自動で切り替わり、機械に触れずに最大10 kg まで造形できます。停電後は、止まった場所から復帰します。
クラウドのアカウントは必要ですか?
いいえ。XL+ はスライス、造形、ファームウェア更新まで完全にオフラインで動きます。遠隔監視の Prusa Connect はありますが任意です。設計データは自社のハードウェアに残ります。
XL+ と CORE One L+、どちらを選ぶべきですか?
CORE One L+ は密閉型で30リットル、標準では一度に使える材料が1つで、価格も抑えられます。INDX の変換キット(4/8ツール)を足せば最大8材料まで扱えるので、材料の数だけが目的なら L+ のほうが手頃です。XL+ は46.7リットルと5割以上大きく、ツールヘッドが5基とも独立しているため、材料ごとに温度もノズルも固定したまま切り替えられます。造形サイズか、独立したヘッドが理由なら XL+ です。
メーカー保証は納品日から1年、納期はご注文から2〜3週間が目安です。保守プランの内容と国内でのお見積もりについては個別にご案内しています。お問い合わせからお気軽にご相談ください。


